おとなの矯正治療|千歳船橋の歯科・矯正歯科|千歳船橋おおむら歯科・矯正歯科

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おとなの矯正治療

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おとなの矯正治療

おとなの矯正治療

歯は、顔の一部です。歯ならびは、口元とお顔全体の印象にも影響するため、悩みをお持ちの方は意外と多いものです。矯正治療をあきらめていた方もいらっしゃるかもしれません。
しかし最近は使用される装置も改良され、患者さまの歯ならびに対する意識も高まり、幅広く行われるようになりました。矯正治療は、おとなになってからでも、けっして遅くありません。少しでも気になることがありましたらご相談ください。

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当院の矯正の特徴

  • コンサルティングルームで患者さまのお悩みを伺ってから最適な治療を提案します。
  • お口の型取りが苦手な方にも受け入れやすい口腔内スキャナー、最新のCTや画像分析ソフトなどデジタル機器を応用し、安心して治療を受けられるよう機器を揃えています。
  • 目立ちにくいマウスピース(アライナー)型矯正装置に対応しております。
  • 矯正治療に必要な抜歯治療等の小手術のほか、むし歯や歯周病治療が必要になった場合、他院に紹介することなく一貫して当院で行えます。

矯正治療の進め方

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ご相談

患者さま一人一人歯ならびのお悩みは異なります。ご自分の歯ならびやお口元の悩みを伺い、矯正治療の目的をしっかり把握した上で治療を開始いたします。どうぞお気軽に歯ならびのお悩みや、治療に関する疑問をご相談ください。
当院では、わかりやすい説明を心がけております。ご相談の際に、お顔の写真や口腔内スキャナーによる型取りをお取りする場合がございます。

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検査

安全な矯正治療を行うために下記の検査を行い、歯や顎(あご)、お顔の状態を細かく調べます。

  • 顔とお口の写真
  • 頭部X線規格写真(顎の大きさや位置、歯の向きなどを調べます)
  • パノラマX線写真(歯のレントゲン撮影)などの撮影
  • CT撮影(歯根の位置や角度などを調べます)
  • 口腔模型の型取り(口腔内スキャナーなど)

3

診断

検査結果にもとづいて、治療方針、期間、費用について、詳細に説明いたします。
考えられる治療プランをいくつかご提案し、ご予算やご希望を伺いながら治療方針を決めてまいります。お口の状態によっては、装置をつける前に、むし歯や歯周病治療、歯ブラシ指導を行う場合があります。

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治療の開始

矯正装置を1~2回に分けて装着します。その後、1〜2カ月に1回程度、装置の調整を行います。
矯正治療は、歯の移動の早さ、歯ならびの不正の程度、抜歯するかしないか、治療方針などによって期間は異なりますが、通常1~3年ほどかかります。装置装着中の通院回数は、12~36回程度になります。

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保定装置

矯正治療後の歯ならびを安定させるため、保定装置を使用します。数カ月に1回程度、ご来院いただき歯ならびの状態を確認します。通常、保定期間は2~3年にわたります。

使用する主な装置

マウスピース
(インビザライン)型装置

メリット

・マウスピースによる取り外しが可能な矯正装置です。
・歯みがきがしっかりできる。
・装置を外して食事ができる。
・調整時間が短い。
・矯正治療をしていることにほとんど気づかれないなどの見た目の点でメリットがあります。

デメリット

・症例の難易度によって、マルチブラケット装置と併用する場合があります。
・指示通り装着時間を守っていただけない場合には、治療期間が長引く可能性があります。

マルチブラケット装置

おとなの矯正治療に使用する代表的な装置です。個々の歯を動かして緊密なかみ合わせをつくることができます。
当院では、審美性に優れたセラミック製のブラケット、強度に優れたメタル製のブラケットをご用意しております。ライフスタイルやご希望に合わせてお選びいただけますので、ご相談ください。

セルフライゲーションブラケット
(デイモンブラケット)

メリット

・ブラケットとワイヤー間に生じる摩擦をなくし、弱い力で歯を動かすことができる矯正装置です。
・ワイヤーをとめるためのゴムが必要ないため、毎回の調整時間が短く清掃性に優れています。
・材質にはセラミック、メタルの二種類があります。
・症例の難易度によって使用が制限されることはありません。

デメリット

・歯に装置を接着するため、見た目、歯磨きが難しい、外れやすい等の欠点があります。

 

マウスピース型矯正装置「インビザライン」の注意事項

①未承認医薬品の使用について

当院で使用するマウスピース型矯正装置「インビザライン」は、医薬品医療機器等法(以下:薬機法)において承認されていない医療機器です。

②入手経路について

米国アライン・テクノロジー社の製品で、アライン・インビザライン・ジャパンを通じて入手しています。

③国内の承認医薬品等の有無

マウスピース矯正には数種類のタイプやシステムが開発されており、国内でもインビザラインに類似したマウスピース型矯正装置が販売され薬機法で承認されたものもあります。

国内で『医療機器としての矯正装置』と認められているのは、下記の条件が必要です。

・薬事承認されている材料を使っていること

・日本の国家資格を取得した歯科医師または歯科技工士が製作したもの

・薬事承認を受けた既製品

インビザラインに関しては、歯型のデータを取る口腔内スキャナー「iTero」は薬事承認を受けており、設計も歯科医師が日本で行いますが、マウスピース型矯正装置は海外で製造され、薬機法で定められた範囲外とされています。

患者さま一人ひとりに合わせてカスタマイズする矯正装置であることから「既製品」に該当せず、薬機法の対象外となっています。

④諸外国における安全性等に係る情報

マウスピース型矯正装置「インビザライン」は、1998年にFDA(米国食品医薬品局)から医療機器の認証を受けています。これまでに世界で1500万人を超える患者さまがインビザラインによる治療を受けられています(2023年現在)が重篤な副作用の報告はありません。

⑤医薬品副作用被害救済制度対象外

日本では薬機法対象外の矯正装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

料金表

※矯正治療は公的健康保険適用外の自費診療です。

※金額は全て税込価格です。

相談料

(※セカンドオピニオンは5,500円(税込)かかります)
無料
検査診断料 49,500円
調整料・保定/観察期間の管理料(1回の調整につき) 5,500円
治療費 表側の矯正装置(マルチブラケット装置) 880,000〜990,000円
アライナー型矯正装置(※インビザラインなど) 880,000〜990,000円
部分矯正 220,000〜550,000円
そのほかの処置料 歯科矯正用アンカースクリュー 1本 27,500円
抜歯(1歯につき) 11,000円〜
保定装置料 22,000円

なお一期治療を受けている場合、二期治療の治療費は、一期治療の治療費を差し引いた金額になります。
※薬機法未承認の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。

矯正歯科治療に伴う一般的なリスクや副作用について

  • はじめは矯正装置による不快感、痛み等があります。
  • 歯の動き方には個人差があるため、予定より治療期間が延長することがあります。
  • 装置をつけている時間、顎間ゴムの使用状況、お通いになる頻度など、患者さまのご協力が結果や治療期間に影響することがあります。
  • ブラケット治療中は、歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるので、お口の中を常に清潔を保ち、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。
  • 歯根が吸収して短くなる、歯肉がやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けることがあります。
  • 金属などのアレルギー症状が出ることがあります。
  • 顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくいなどの症状が出ることがあります。
  • 治療の経過によっては、予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正したり、咬み合わせの調整を行ったりする可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る、かぶせ物の一部が破損する可能性があります。
  • 装置が外れた後、咬み合わせに合った状態のかぶせ物やむし歯の治療をやりなおす場合があります。
  • 保定装置を指示通り使用しない場合、後もどりが生じる可能性があります。
  • あごの成長発育により、かみ合わせや歯ならびが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生えて、かみ合わせや歯並びに変化が生じる可能性があります。
  • 加齢や歯周病により歯を支えている骨がやせると、かみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度はじめると元の状態に戻すことは難しくなります。

よくある質問/お悩み

子育ても一段落したので矯正治療を始めたいのですが、今からでは遅いでしょうか?

どんな年齢においても矯正治療を行うことは可能です。ただ、むし歯や歯周病がある場合には、これらの治療を優先していただく必要があります。また、あごの不正が大きい場合には、外科手術を伴う矯正治療が必要になることがあります。さらに、顎関節の状態によっては、治療をお勧めしないか慎重に矯正治療を行うことがあります。

歯周病などで失った歯がある場合には、矯正治療を行うことで、インプラント治療や入れ歯の治療が有利になる場合があります。その際は、一般歯科と連携しながら矯正治療を行います。
おとなの矯正治療の場合、歯が並ぶ土台となる顎(あご)の成長は見込めないため、歯を移動して正しいかみ合わせを作っていきます。おとなの方は、歯並びに対する意識も高いので、矯正治療に積極的にのぞまれ良好な結果をもたらすことが多いようです。

矯正治療は痛いと聞いていますが?

表側の装置では、ワイヤー交換を行った後は、かむと痛みや不快感を訴える方がいらっしゃいます。個人差がありますが、通常3日~1週間ほどで治まってくることがほとんどです。
使用されるブラケットやワイヤーも以前のものより大きく進歩しており、痛みを軽減する方向にむかっています。アライナー(マウスピース)型装置は歯の移動がわずかなため、歯が動く時のお痛みを感じる方は多くないようです。

健康な歯を抜かずに矯正治療はできないでしょうか?

健康な歯を抜くことに抵抗がある方も多いと思います。しかし歯を抜くには矯正学的な理由があります。

  • 顎(あご)と歯の大きさに不調和があり、でこぼこ(叢生)が大きい場合
  • 前歯や奥歯のかみ合わせの不正が大きい場合
  • 口元が突出している場合

このような問題を解決するために抜歯が必要になります。無理に歯を並べた場合、口元が突出したり、治療後に後戻りがおきやすくなることがあります。歯を抜かずに矯正治療ができる方は、こういった問題を残さずに歯を並べることができる場合です。
このように抜歯するか否かの判断には、精密な検査が必要なことは言うまでもなく、十分な矯正治療の知識と経験が必要です。抜歯する場合でも、きれいで安定した歯並びを作るために、患者さまによって抜歯する本数や部位は異なります。当院では、CT検査とデジタル分析ソフトにより、骨内に歯が並べられるか、顎関節の状態やお顔とのバランスも考えた治療プランを作成しております。

できれば目立たない装置で矯正したいのですが…

おとなの矯正治療は、全ての歯をコントロールして咬み合わせを作ることが目標になります。表側の装置は、透明なものが多くあまり目立たなくなってきています。
目立たない装置をご希望の方には、当院では、マウスピース型の矯正装置をお勧めしています。目立たないというメリットはありますが、食事や歯磨きの時間以外は装着している必要があります。

表側のブラケット装置、マウスピース型矯正装置それぞれに、得意な歯の移動がありますので、歯ならびの状態や、歯の移動の仕方によって、いずれかの矯正装置をおすすめする場合があります。

矯正装置を入れるとむし歯や歯周病になってしまいませんか?

矯正装置が入ると歯磨きが大変しにくくなりますが、矯正治療が、むし歯や歯周病の直接的な原因になるわけではありません。むし歯のなりやすさは唾液の成分や食生活に影響され、歯周病のなりやすさは、歯肉ポケットの深さや歯を支える骨の吸収の程度、全身状態などによって異なります。矯正治療前にむし歯や歯周病が明らかな場合には、むし歯や歯周病の治療を優先していただく場合があります。

マウスピース型矯正装置であっても、歯磨きをしないままマウスピースをはめるとむし歯や歯周病のリスクを高めることにつながります。そのため矯正治療中にも、歯磨きの指導を行う場合があります。歯ならびを良くすることは、歯磨きをしやすい環境を整えることでもあります。歯並びを直すと同時に歯や歯周組織の健康も向上させるためには、患者さまご自身のホームケアが大変重要です。

矯正装置を入れている期間はどのくらいですか?

歯の移動の早さ、歯ならびの不正の程度、抜歯するかしないか等の治療プラン、患者さまのご協力の程度によって治療期間は異なります。

治療期間のおおよその目安
抜歯せずに治療した場合は約1~2年、小臼歯2~4本抜歯して治療した場合には約2~3年かかります。
難易度の高い治療の場合には、3年程度かかる場合もあります。装置装着中の通院回数は、12~36回程度になります。
また矯正治療後には、保定装置を付けて移動した歯を維持します。保定装置を装着する期間は2~3年程度になります。

矯正治療にともなうリスクや副作用はありますか?

矯正治療による歯の移動で、歯根吸収が生じる可能性があります。もともと歯根が短い場合や変形している場合には歯根吸収のリスクが高くなります。
特にブラケット装置をつけることで歯磨きが難しくなり、むし歯リスクが高まる可能性があります。矯正治療中は、ブラッシング指導や定期的なクリーニングを行いますが、ご家庭でのセルフケアも大変重要です。

そのほか知覚過敏や歯肉退縮など歯周組織への影響、装置による口内炎等のお口の粘膜への刺激、装置を誤って飲み込んでしまう、歯の神経の生活力の低下などのリスクがあります。歯科医の指導のもと装置を適切に使用していただき、お約束通り通院していただくことが、リスクをできるだけ低くすることに繋がります。